ビギナー(主に小学1~3年生向け)
児童が端末を使い始める時期であることを想定して、まずは基礎的な使い方やルール、リスク回避に重点を置いた内容になっています。
スタンダード(主に小学4~6年生向け)
基礎的な使い方やルール、リスク回避といった情報モラル観点の内容だけでなく、ICTや情報の活用方法も盛り込んでいます。
アドバンスド(主に中学生・高校生向け)
ICTや情報のより良い活用方法に重きを置き、情報社会へ参画していく視点も加えています。
<3つのポイント>
① 情報活用と情報モラルをセットで学ぶ これまでの情報モラル教育は、情報のリスクのみが強調されることが多くありました。本教材では、リスクだけでなく、上手な情報活用の方法をセットにして学ぶことができます。例えば、端末を使って写真を撮る場合には、写真を撮るときの上手な撮り方と、写真を撮るときのマナー、さらにはトラブルを防ぐための方法やトラブルがあった場合の対応なども学ぶことができます。
② 50分でも15分でも実施できる これまでの情報モラル教育は、学級活動や道徳、総合的な学習の時間などを使い、50分で実施するケースが多くありました。もちろん、50分でじっくりと考えることも重要ですが、本教材はそれに加えて、ICTの活用場面(写真を撮る、調べる、共有する…)において、モジュール(15分)を利用して、短く情報モラル等を学べる教材となっております。ぜひ、ICT活用の前後でご活用ください。
③ 3C(消費者、市民、職業人・つくり手)の視点で考える これまでの情報モラル教育は、個人がどのようなモラルを身に付けるか、個人がどのようにリスクを回避するかという視点でつくられていました。本教材では、この視点を拡張し、3C(消費者:Consumer、市民:Citizen、職業人・つくり手:Career)の視点で作成しています。よき消費者として、リスクを回避し上手に使うことはもちろん、よき市民として、情報社会に参画し、社会に働きかける、よき職業人・つくり手として、新しい情報社会をつくっていくことを目指しています。
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<LINEみらい財団について>
一般財団法人LINEみらい財団は、LINE株式会社が取り組んできた一連の教育活動から得られた知見やノウハウを、広く社会に還元し、より広域的・永続的に活動するため2019年に設立された団体です。子どもたちがデジタル社会で生きる力を養うことを支援するため、情報モラル教育などに取り組んでいます。
LINEみらい財団HP:https://line-mirai.org/ja/top/