情報モラルとは,情報社会で適切な活動を行うため基となる考え方と態度のことです。
本事業の目的
これまでの情報モラル教育を基礎に,個別最適な学びと協働的な学びを通して,1人1台端末の合理的活用ができる児童生徒を育成するとともに,教師の指導力の向上を図る。
今の時代に求められる教育
予測不可能な未来社会を自立的に生き,社会の形成に参画できる力を育成する。
目指すべき児童生徒の姿

◯ 日常の現実的課題等に柔軟に対応し価値観の違いに配慮できること。

◯ 情報技術に関する人的,文化的,社会的な諸問題を理解し,法的・倫理的に振る舞えること。

◯ 公共空間へ参加する意味を段階的に学び,他者を受け入れ対話できるスキルや人権意識を得ること。

育成に向けた実践

ア 日常的な情報モラル教育の実践

  • 情報モラル教育は特別な指導ではなく,日常的に行われる教育である。

 

イ 低学年での情報モラルの育成

  • 低学年の児童においても,トラブルやリスクを避けてインターネットやICT機器を上手に活用する方法について一緒に考える。

 

ウ 安全にかつ合理的に活用するための知識の習得

  • 情報の収集,判断,処理,発信などの場面において,情報モラルについて意識して,適切な行動をする。

 

エ 児童生徒が主体的・合理的に判断できる学び

  • 情報モラル教育の授業を,児童生徒が自ら問題を解決していく主体的な学習の場にする。
共通の取組

ア 情報モラル × 協働性・自律性・社会性の育成

  • お互いに協力をして課題に取り組む
  • 自らで考えたルールに従い目標に向かって行動する
  • 適切で責任ある活動を行う

イ 個別最適な学びの実現

   学習教材「DQ World」を活用した個別最適な学び

 

ウ 本県独自教材を用いた児童生徒の主体的判断力を育成するための授業実践等
   デジテルコンテンツの活用

 

 

個別の取組
小松島市小松島南小学校

 めざせインターネット名人~楽しく安全に~

 生活上の課題に気付き,端末,インターネットを楽しく 安全に使用できるようにする。

 

上板町立高志小学校

 レベルアップ型情報モラル教育の施行

 ~定期的なチェックテスト(授業)+端末ポリシーへの適用~

 

美馬市立穴吹中学校

 情報モラルを育成する学習活動

 自らが考え判断し実践していくための情報モラル教育

 

県立川島中学校・高等学校

 ちょこっと情報モラル

 情報モラル学習を継続的に行うための取組

 

みなと高等学園

 コンテンツの活用を通じた情報モラル教育

 生徒が主体的に情報モラルスキルを獲得できる取組